岩手医科大学産婦人科学講座

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学会・研究会の参加報告

第19回産婦人科サマースクール~この出会いは、人生を変える~

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2025/8/23~8/24に行われた第19回産婦人科サマースクールにチューターとして参加してきました!

医学部5~6年生、研修医1年目を対象としたセミナーで、今年は過去最大330人を超える活気あふれた参加者が大阪に集まってきました。

毎年内容もブラッシュアップされるサマースクールですが、今年は分娩シミュレーションや胎児超音波、腹腔鏡手技、臨床推論に加えて新たに生成AIというChat GPT等を使った未来の医療業界に通ずるような実習もありました。

1班5~6人につき1人のチューターがついて、一緒に各実習を回りながら産婦人科の魅力に触れあっていきました。自分の班は5年生2人と研修医1年目が3人のグループでした。初めて超音波や腹腔鏡鉗子を操作してみたという人達が、どう操作すればいいか考えて手を動かす姿をサポートしながら見守っていました。生成AIに関してはチューターよりも学生の方が手馴れており、Chat GPTを使いながら10年後のより良い社会を目指すポスターを作成していました。実習以外にも昼・夜企画や班ごとの相談会で、産婦人科の働き方や日常生活など気になる事もたくさん聞く機会になったんじゃないかなと思います。

産婦人科になるか悩んでいる人もたくさんいましたが、2日間を終えた後には参加してよかったと多くの人が言っており嬉しい限りです。学生・研修医にとって進路を決めるきっかけに少しでもなってくれたならよかったです。

岩手からは学生5人と研修医2人が参加してくれました。みんな実習を楽しみながら頑張っていました。夜は全体での懇親会の後に岩手メンバーで2次会も開催、暑い夏の夜に飲むクラフトビールも最高でした。また岩手の地で集まる機会を楽しみにしています♪

今後も学生、研修医向けに企画されるイベントは沢山あります。産婦人科に少しでも興味がある人は是非1度参加してみてください!

 

「整えましょう。ワタシのカラダ ~プレコンセプションケアの勧め~」を開催しました

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2025年629日(日)、いわて県民情報交流センター「アイーナ」にて、市民公開講座「整えましょう。ワタシのカラダ ~プレコンセプションケアの勧め~」を開催しました。

本講座は、将来の妊娠を見据えて若い世代が心と体の健康に向き合う「プレコンセプションケア(妊娠前からの健康管理)」の大切さを伝えることを目的とし、盛岡市や医療関係者、企業が連携して実施したものです。

当日はたくさんの来場者にお集まりいただき、産婦人科医による講演のほか、地元学生によるパフォーマンスも行われ、幅広い世代の参加者にとって学びと気づきの多い時間となりました。

今後も、地域の皆さまの健康づくりを応援する取り組みを継続してまいります。

 

第77回日本産婦人科学会学術講演会 in岡山

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5/23~5/25に岡山県で開催された日本産科婦人科学会に参加して参りました!
産婦人科未来委員会企画のシンポジウム内で、「人が成長する組織・教育」をテーマに株式会社ヒューマンブリスの山田真紀様にご講演頂いた後、パネルディスカッションのパネリストとして登壇しました。
山田様のご講演の中では、ここで働きたい!と思ってもらえる組織の3つのポイントとして、手厚い教育体制、モラルを重視した組織風土、魅力的な人の存在、が挙げられておりました。
一緒に働きたいと思ってもらえるくらい魅力的な人になる・魅力的なチームを築く、というのは、簡単なようで実はなかなか難しいですよね・・・。

今回の学会では、医学部4年生・6年生の活躍も光った学会となりました。
我々も負けじとキラキラ輝きながら日々の臨床に向き合い、リクルートに繋げていきたいものですね!来年の日産婦は札幌!来年に向けてまた頑張りましょう~♫

 

(文責 黒川絵里加)

2025年度岩手産科婦人科学会総会・学術講演会

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2025年419日、2025年度 岩手産科婦人科学会 総会・学術講演会が開催されました。

総会では、学会の年間活動報告および会計報告が行われ、あわせて役員の改選も実施されました。新たな体制のもと、今後の学会活動のさらなる発展が期待されます。

続いて行われた学術講演会では、以下の先生方による一般講演が行われ、日常診療に役立つ最新の知見が共有されました。

 

・永沢 崇幸 先生

・佐藤 翔 先生

・佐藤 貴紀 先生

・伊藤 理華子 先生

・肺培養士 渡辺 亜紗子 さん

 

特別講演には、横浜市立大学医学部 産婦人科 主任教授 宮城 悦子 先生をお招きし、ご講演いただきました。臨床と研究の第一線でご活躍される先生による貴重な講話に、参加者から多くの関心を集めました。

 

講演会終了後には懇親会が開催され、参加者同士の活発な情報交換が行われ、交流を深める良い機会となりました。

本会の開催にご協力いただいた皆様、ご参加いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。

 

なお、今回開催されました2025年度岩手産科婦人科学会総会・学術講演会の資料・議事録は下記よりダウンロードお願いいたします。

 

【4.19】議事録-保護済み

【4.19】総会資料-保護済み

IFFS2025

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4/26~29日に東京国際フォーラムで開催された、IFFS(国際生殖医学会)2025に生殖チームで参加してきました!

今回、伊藤先生と佐藤がポスターセッションで国際学会デビュー戦でした。

英語作成されたポスターがずらりと並んでおり、目を通すのに一苦労でしたがなんとか乗り切りました。

各国の先生方が会場内にいらっしゃり、国際学会ならではの雰囲気を味わうことができました。また、最新の技術や各施設間の取り組みを学び、今後の診療に役立てていきたいと思いました。

胚培養士の先生たちもご参加されていたので、少人数で集合写真を。

学会後は、夜の銀座をみんなで楽しみました。育休明けの小岩さんのおかえり会を尾上先生の行きつけ?のお店で行いました。素敵なお店のチョイスありがとうございます!

情報をアップデートしながら、岩手県の少子化対策に尽力していきたいと思った学会でした。今年度も頑張るぞー!

第4回WOW!が開催されました

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日本産婦人科学会の産婦人科未来委員会主催で2024年10月5日土曜日午後が開催されました。

WOW!とは「Welcome to OBGYN World!」という産婦人科の魅力を伝える
ことを目的としたセミナーとなっています。セミナーの対象は、全国にある大学の医学生1年生から4年生です。当大学からは2人の方にご参加いただきました。

当日は、各大学が現地開催し、zoomを用いて、全国の会場とつながり、オンラインでの配信実習を行いました。企画の内容としては

①医学生が1日産婦人科医になってみた
②産婦人科に行ってみた
③ みらい相談会〜もしも産婦人科医になったら〜
など、座学がメインの学年の方にも産婦人科医になったらどんな感じ?というのを、身をもって感じてもらえる会になったと思います。

今回は女性の学生の方々がご参加され、チューターの2人も女性ということもあり、将来的なお悩み(結婚、育児、仕事のライフワークバランス等々)の生の声も聴くことができ、アドバイスが少しでも参考になればよいなと感じました。

来年以降も同様の取り組みは続くと思いますので、ぜひご興味のある方は参加していただければなと思います。

以上、WOW!参加報告でした。


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