生殖Gの佐藤です。先日、10月25日(土曜日)に青森県青森市で開催された、東北生殖医学会学術講演会に胚培養士の小岩さん、渡辺さんと一緒に参加してきました。当日は診療日の土曜日ということもあり、外来診療は尾上先生と村上先生、培養士の中村さんにお願いし、我々は勉強しに行かせてもらいました!
この東北生殖医学会学術講演会は、毎年臨床発表と基礎研究発表の部門があり、ふだんの診療では目にすることのない基礎研究の発表も聞くことができ、生殖の幅広い知見を知ることができる学会です。
一般演題では、第1群の臨床部門で、「ホルモン補充周期による凍結融解胚移植の癒着胎盤・固着胎盤のリスク因子の検討」と題して、発表させてもらいました。これまでの既報と大きな違いがない内容だったので、今後も検討を続け、新たな発見ができるとよいなと思いました。
第3群の基礎研究部門では、胚培養士の小岩さんが今大学院で研究している紡錘体の位置に関する発表をしてもらいました。各大学の先生から研究に関するアドバイスや今後の方向性などをご教示いただきました。今後さらなる研究の発展が楽しみです。
今回の学会で個人的なことを申し上げますと、人生初座長を務めました。主幹の弘前大学の先生方のご厚意で臨床発表の部門を担当させていただき、緊張しながらもどうにかやり遂げました。所々進行に至らない点があったとは思いますが、貴重な経験をさせていだたき、また1つ成長できました。関わっていただいた方々に感謝申し上げます。
私自身初めて青森駅で下車したのですが、すぐ近くに海があったり、会場にもねぶたが展示してあったり、お囃子も聞くことができ、とても充実した学会参加となりました。棒焼きパン?の体験もやっていたのですが、それは時間がなくやり損ねたのでまたうかがった際はぜひ体験してみたいです。


